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2009年6月10日 (水)

1リットルの涙 文庫本244項、245項 山本纊子 記載部分より(平成17年11月11日) 以前のホームページより

養護学校への転校
亜也ちゃんが通う学校で、心配していたことが持ち上がった。クラス全体が迷惑を蒙っているから、養護学校に移って欲しいというのである。教室を移動する時は級友が亜也ちゃんを支えて階段を昇り降りさせてくれて「別に大したことではないからこれから手伝うよ」という声もあるのに……と、お母さんは悔しがった。クラスの応援があると聞いて私は本当に明るい気持ちになった。学校の方へ頼みに行くというお母さんに「学校の先生から病気についての質問があればいつでも説明するし、何なら学校に行きましょうか」と申し出たが、お母は「ひとりで行きます」と言って、忙しい合い間を縫って、何度も学校へ足を運び、懇願したようだ。しかし、結局、養護学校へ転校することになった。

養護学校の校内は車椅子で自由に移動することができるようになっており、リハビリテーションの設備もあって病気を治療しながら勉強できるよう配慮されているが、多くの級友たちに助けられて、何とか卒業できるようにと頑張っていた母親のショックは大きく、外来で「新学期から養護学校へ転校します」と、悲しい声で報告され、胸がつまった。教育の現場では、亜也ちゃんの扱いに困り、このような子のために養護学校ができていると判断されての処置であろう。だが亜也ちゃんは他の生徒にとって迷惑なだけの存在だったのだろうか。同級生の中には体の不自由な友達を助け労(いたわ)る気持ちがごく自然に芽生えて来ていたし、また亜也ちゃんの生きる真剣な態度に学ぶことも多かったのではないかと思われる。病気に関しての問い合わせもなく、規約通りにことを運ぶ教育に少なからず失望させられた。今はいじめの問題が取り沙汰されているが、少なくとも亜也ちゃんの通った高校の級友たちにはそのような暗い影は微塵もなかったと思う。ずーっとあとになって入院した時に亜也ちゃんは「高校の友達と会うから外泊許可を下さい」と嬉しそうに私に頼んだ。

思わず、先日、「1リットルの涙文庫本」を購入致しました。私は、法律系以外の本を購入することはほとんどありませんが、たまたま本屋で見かけ、衝動買いをしました。あとがき的な部分しかまだ読んでいません。でも、あとがき的な部分を読むだけで、色々考えることがありました。 私は、ここ数年、北本高校で高校生講座という形で、1年に1回講師をさせていただいています。今年の1月にしたときですが、先生が「人の痛みを分かる」ようにしてほしいと要望があったのを覚えています。来年の1月も講師をする機会があったら、この本の話をしようかなと考えています。ちょうど現在、ドラマを放映していることだし、、、、、

司法書士 藤村和也 http://www.kfsj.net

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