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2009年12月 7日 (月)

実務上、人間性を感じるとき(平成21年12月7日更新)

数年前(といっても大分前です)、ある方を私の部屋に入れたとこを「司法書士さんでも漫画読むんですね」と言われた。当時(今もそうだが)部屋に学生時代に購入した「ナニワ金融道」が置かれていた。今は、制度は変わったが、滌悪名高き滌除(てきじょ)を利用したり、手形の裏書の担保責任を利用するなどしていた漫画だった(ちなみに作者は既に亡くなっているが、「新ナニワ金融道」が現在、どこかの雑誌に連載されている。昨日、簡易裁判所の法廷で、金額について争いの事案で、裁判官が被告に対し「いくらなら払えますか」と聞くと被告は、「28万円を○日なら可能です」裁判官「原告はどうですか」原告「その金額ではだめですね。満額のを希望します。原告本人は、控訴審(本件では地方裁判所)までやる気でいます」

裁判官「判決は、おだやかでないね。来年の春になるよ。訴訟経済にも反するよ」やりとりが続く。裁判官がいきなり「37万はどうだ」と聞いた。被告「今は、答えられません」原告「原告本人に聞かないと分かりませんが、厳しいと思われます」

裁判官「代理人なんだから、原告を説得しなさい。それでないと代理人の意味ないよ」上記は、すごく不自然とは思いませんか。裁判をしているのに「判決は。おだやかでないね」とか、いきなり、独断で金額を提示して、和解をすすめたり、代理人に対し、説得しと言ったり。本件は、被告から定型の16項にも及ぶ反論書が提出されている事案です。裁判官も判決になると大変だから嫌がっているのが見え見えです。気持ちは、分かるけどね。代理人だから、説得しろとか、ちょっと理解できないですけど。

司法書士 藤村和也 http://www.kfsj.net

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