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2018年3月

2018年3月30日 (金)

土地の相続登記に対する登録免許税の免税措置の創設

328日に所得税法の一部を改正する法律が成立しました。下記がその一部です。

 

土地の相続登記に対する登録免許税の免税措置の創設(税特別措置法第84条の23

1)相続により土地の所有権を取得した者がその土地の所有権の移転登記を受けないで死亡し、その者の相続人等が2018年4月1日から2021年3月31日までの間に、その死亡した者を登記名義人とするために受けるその移転登記に対する登録免許税を免税とする。

例えば、祖父から親、親から子への土地相続で、祖父から親への相続登記が未了のまま親が死亡したときには、祖父から親への相続登記に係る登録免許税が免除される。

※生存者名義にする場合には適用はありません。また、実務上、数字相続の場合には、中間省略(登記先例で肯定)をすることが多いです。

※売買等の中間省略登記は認められません。

2)個人が、所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法(仮称)の施行の日から2021年3月31日までの間に、市街化区域の土地で市町村の行政目的のため相続登記の促進を図る必要があるものとして法務大臣が指定する土地について相続による所有権の移転登記を受ける場合において、その移転登記のときにおけるその土地の価額が10万円以下であるときは、その移転登記に対する登録免許税を免税とする。

※そもそも1000円です。

司法書士 藤村和也

http://www.kfsj.net

2018年3月27日 (火)

佐川氏の証人喚問

学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐる決裁文書改ざん問題で、3月27日に衆参両院の予算委員会で佐川宣寿・前国税庁長官(前理財局長)への証人喚問があった。

以下、証人喚問のポイントを振り返る。

■疑問1:誰が、いつ、どのように改ざんした?⇒ 証言拒否

参院では冒頭、金子原二郎委員長が「書き換えを知っていたか」「誰が、いつ、どのような動機で、誰に指示したのか」と改ざんの経緯を尋ねた。

これに対し佐川氏は「告発を受けている身」「捜査を受けている身」として「刑事訴追を受ける恐れがある」として証言を拒否。この後も同様の理由で、証言を拒む場面が目立った。

■疑問2:政治家・官邸の関与はあったか? ⇒「ございません」

自民党の丸川珠代参院議員から安倍首相、昭恵氏、麻生太郎財務相が文書の改ざんに対して関与していたか尋ねられると、佐川氏は「ございませんでした」と否定。

佐川氏は改ざんについて「理財局の中だけでやった話」と発言。首相官邸や財務省の他の部署から指示はなかったと説明した。

■疑問3:国有地取引で安倍首相・昭恵氏の影響は?⇒ 「一切なかった」

丸川氏は、森友学園との国有地取引に安倍首相や昭恵氏の影響についても質問。

佐川氏は「当時は理財局にいなかった」とした上で「昨年の国会答弁を通じて、過去のものを見ている。その中では一切、総理や総理夫人の影響があったとは、私は全く考えていません」と明確に否定した。

森友学園が開設を予定していた小学校の名誉校長に昭恵氏が就いていたことについても、佐川氏は「(2017年)2月の報道で知った」と証言。「貸し付け契約、売却契約に影響はございません」と述べた。

希望の党・今井雅人衆院議員は「(安倍首相・昭恵氏の)影響すらなかったと、なぜ言い切れるのか。断言するのはおかしい」と追及したが、佐川氏は「契約は不動産鑑定を受けている」と説明。影響はなかったと繰り返し否定した。

■疑問4:決裁文書の「特例」とは?⇒ 土地の貸付契約の期間のこと

改ざんされた決裁文書をめぐっては、改ざん前に「特殊性」「特例的」などの言葉が並んでおり、国有地取引の経緯を野党が疑問視していた。

丸川氏は「『特例』とは官邸や昭恵夫人、政治家の関与のことでしょうか」と質問。

これについて佐川氏は「そうではございません」と否定。国有地の貸付契約の期間に関する内容だと説明し、「本省で特例承認した。特例とはそういう意味」と述べた。

■疑問5:安倍首相「関与あれば議員やめる」の影響は?⇒ 「ございません」

2017年2月、安倍首相が「(国有地売却に)私や妻が関与していたら、首相も国会議員もやめる」と国会で答弁したことについて、民進党の小川敏夫参院議員が「総理の答弁は、証人や財務省の答弁姿勢に影響はあったか」と質問した。

佐川氏は「私も予算委員会で聞いていました。総理の答弁の前と後ろで、私自身が答弁を変えたという意識はございません」と、その影響を否定した。

■疑問6:書き換え前の文書を見たことがあるか?⇒ 証言拒否

今回の証人喚問では、複数の野党議員が「書き換え前の文書を見たことがあるか」と尋ねる場面が目立った。佐川氏は「刑事訴追を受ける恐れがある」として証言を拒否した。

■疑問7:国会答弁の根拠は?⇒ 証言拒否

共産党の小池晃参院議員は、2015年1月9日に財務局が森友学園を訪れたかどうかについて、改ざん前の決裁文書に訪問事実が書かれていたこと、佐川氏の国会答弁が矛盾すると指摘。「決裁文書と正反対のことを答えた」として、答弁の根拠を尋ねた。

佐川氏は「補佐人に助言を求めます」と弁護士と相談し、「書き換えの経緯、時期に関わる話。お答えを差し控えさせていただきます」と証言を拒んだ。

■疑問8:安倍昭恵氏の名前を見て、どう思ったか?⇒ 証言拒否

国有地取引をめぐり、安倍昭恵氏の関与を尋ねる場面もあった。小池氏は「(改ざん前の)決裁文書を見た時、安倍昭恵さんの名前が出てきて、どういう印象を持ったか」と質問。

佐川氏は「見たのか、見ないのかというご質問。私自身が書き換えられた文書をいつ認識したのかという問題そのもの」として、証言を控えた。

立憲民主党の逢坂誠二衆院議員も同様の質問をおこなったが、佐川氏は「見たか、見なかったも含めて、私の捜査の範囲に入っていると思う」と証言を拒否した。

■疑問9:証人喚問で真相は明らかになった?⇒ 「ご満足できていないだろうと...」

4時間にわたる証人喚問の終盤、日本維新の会・丸山穂高衆院議員は「国民が知りたい真相を解明できたと思うか」と佐川氏に尋ねた。これに対して、佐川氏はこう語った。

「さきほどから各委員にお叱りを受けております。実際にどういう経緯で、誰がやったのかについてはお答えできていないので、ご満足できていないだろうと...」

「こうした事態になりまして、行政の信頼を揺るがすようなことになりまして、本当に国民の皆さんに申し訳ないと思っております。お詫び申し上げます」

■まとめ

尋問は衆参合わせて、およそ4時間に及んだ。だが、真相解明には程遠い内容だった。

今回の証人喚問では「誰が、いつ、どのように改ざんしたのか」「誰が改ざんを指示したのか」「佐川氏は改ざんを知っていたのか」など、改ざんの経緯をめぐる真相の解明が求められていた。

しかし、改ざん文書に関わる質問を受けると、佐川氏は「刑事訴追をうける可能性がある」とし、一貫して証言を拒否した。

一方、決裁文書の改ざんや国有地取引に安倍首相や妻の昭恵氏、首相官邸や政治家の関与について問われると、「一切なかった」「不当な働きかけはなかった」と明確に否定した。

証人喚問は午後4時10分すぎに終了。佐川氏は深々と一礼し、衆院第一委員会室を去った

https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/27/sagawa-kanmon_a_23396121/

「刑事訴追」を理由に証言を拒否していたが、拒否した部分について「やってんだろ」と個人的に思った。男らしくないと思った。やったらやったで素直に認めるべきだと思った。本当に刑事訴追してほしいと思った。刑務所に入る必要はない。拘置所に入ればそれでよいと思う。

検察であれば証言を拒否した佐川氏が公文書改ざんに関与したことについて捜査で明らかになると思うし、期待している。自殺者がいることも忘れてはならない。佐川氏に我々の納税した税金から5000万円を超える退職金が支払われることも許さない。それば国民感情だ。

司法書士 藤村和也

2018年3月22日 (木)

司法書士の説明義務

「相続登記をお願いしたい」とある業者から電話があった。私は、「面談することは可能か」と聞いた。「任されている」。再度、「面談することは可能か」と聞いた。「お前なんかに頼まん」と電話を切られた。トラブルになっても責任がとれないだろう。正直そう思った。

どこが悪いのだろう。全うな司法書士のやることだと確信している。相続、贈与、成年後見、遺言などは受任する前に直接詳細な説明をして受任している。売買や抵当権設定は、取引の最終段階で売買であれば仲介業者、抵当権設定であれば金融機関が詳細な説明をしているので立会いの場では登記手続きに終始して説明は少ないですが、相続、贈与、成年後見、遺言などは従前に説明を受けていないし、説明をしないとトラブルのもとになるからです。

例えば、相続であれば

①遺産分割協議は、相続人全員の合意によって成立し、原則内容は自由ですが、下記に注意お願い致します。当事務所は、相続人全員の合意に基づく相続登記をしている以上、相続登記の目的を達成できない責任は負いかねます。

②当事務所が作成する相続登記用の遺産分割分割協議書は、相続人全員の合意が既にある場合にその合意事項を書面にするもので、当事務所が合意に達していない遺産分割に介入することはありません。

③ 当事務所では、面前での代筆や面前にいない相続人の実印を持ってきて、押印するような遺産分割協議書では登記を致しません。

上記内容その他の説明をします。30分くらいはかかります。相続登記の目的は単なる相続が多いですが、他の目的がある場合があるので①の説明をしています。②は、遺産分割協議への介入は弁護士法違反が絡むので一切しない説明です。③は、文書偽造をさせないための説明です。

司法書士 藤村和也

司馬遷「史記」

史記』(しき)は、中国前漢武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書である。正史の第一に数えられる。二十四史のひとつ。計52万6千5百字。著者自身が名付けた書名は『太史公書』(たいしこうしょ)であるが、後世に『史記』と呼ばれるようになるとこれが一般的な書名とされるようになった。「本紀」12巻、「表」10巻、「書」8巻、「世家」30巻、「列伝」70巻から成る紀伝体の歴史書で、叙述範囲は伝説上の五帝の一人黄帝から前漢武帝までである。このような記述の仕方は、中国の歴史書、わけても正史記述の雛形となっている。

史記は、中国の歴史書です。人気漫画である「キングダム」は、始皇帝の時代のことを書いています(大分オリジナル要素を加えていますが)が、史記からの引用が多いです。ネット上で「今にいかせ、始皇帝出生秘話」と検索すると「史記」の始皇帝出生について解説しています。この他、史記などについて解説しています。

 始皇帝の出生秘話は有名です。史記では、趙姫(始皇帝の母)は呂不韋の子を妊娠していたが、子楚(後の秦王)がほしいと言ったので、趙姫に譲ったので、父は呂不韋という部分もあります。

 なお、キングダムでは、「臨月の期間と政(始皇帝)の誕生日との間に矛盾が生じるという」説を採用してこれを否定しています。

司法書士 藤村和也

ちはやふる −結び−(映画)

【ストーリー】

瑞沢高校競技かるた部員の綾瀬千早(広瀬すず)と若宮詩暢(松岡茉優)が、全国大会で激闘を繰り広げてから2年。真島太一(野村周平)、綿谷新(新田真剣佑)らと共に名人・クイーン戦に挑む千早だったが、詩暢と戦えない自分の実力不足を痛感する。そんな中、千早たちの師匠・原田秀雄(國村隼)が史上最強の名人とされる周防久志(賀来賢人)に敗れてしまい、新が彼に挑戦状をたたきつける。その後3年生になった千早は、高校最後の全国大会に向けて動くが……。

末次由紀のヒットコミックを原作にした青春ドラマの続編。全国大会での激闘から2年後を舞台にして、競技かるたに打ち込む高校生たちのさらなる戦いを活写する。監督の小泉徳宏、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希ら前作のスタッフ、キャストが結集。新たなキャストとして、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」などの優希美青、『くちびるに歌を』などの佐野勇斗、『森山中教習所』などの賀来賢人らが参加する。

こうのすシネマで、「ちはやふる −結び−」を見てきました。上の句、下の句に続いた三作目です。「ちはやふる」はかるたの映画としてみるのではなく、スポーツものとしてみた方がいいと思います。上の句、下の句をみた後に原作を読みました。面白かったです。

 「結び」は、大分、原作とは違います。原作は、まだ続いているので仕方ないのでしょうが、、、、、。終わった後、、、、「ああ、、、終わっちゃったと」思いました。何か、脱力しました。全然眠くならなかったので、、、、良い映画でした。続編があってもいいような内容です。これで、終わりと言って、続編があるものもあるので、原作の動向を踏まえて、続編があるといいなと思う作品です。

司法書士 藤村和也

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