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2019年1月10日 (木)

積水ハウス不動産詐欺事件②

以前、積水ハウスの不動産詐欺事件についてブログを書いたが、年末にテレビで、ドラマ仕立てで放送していた(訴訟事件の内容から再現)ので、追加の補足をします。

登記に使用された印鑑証明書は、偽造パスポートを利用して本物を取得(役所の職員がだまされた)

真実の所有者が何度も取引を中止するように積水ハウスに内容証明を発送

詐欺グループが事前に鍵を壊し、内覧している

所有者が「不正登記防止の申出」をしていて、この制度が登記の却下につながった。

『不正登記防止申出』を利用するには、不動産の管轄法務局へ原則出頭し、申出書を提出することになります。(止むを得ない事由があれば委任することも可能)

注意しなければならないのが、この申出が必要になった理由に対応する措置を採っていることが必要になります。
例として 「第三者が不正に印鑑証明書の交付を受けたことを理由とする場合には交付をした市町村長に当該印鑑証明書を無効とする手続を依頼したこと」
「本人の知らない間に当該不動産の取引がされている等の情報を得たことによる場合には警察等の捜査機関又は関係機関への防犯の相談又は告発等」
がこれに当たります。

司法書士の実務では「不正登記防止の申出」はほぼ出てきませんが、本件ではこの制度の利用が決めてになっています。だた、登記の抹消訴訟(仮登記の抹消)の弁護士費用などかかっていると思いますが。

司法書士 藤村和也

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