命の選別
「お前さんは何も分かっちゃいねえよ 人間の底すら無い悪意を」 ハンターハンター28巻で会長ネテロは、その言葉の後に貧者の薔薇(ミニチュアローズ)のスイッチを押す そして原爆そっくりな爆弾が爆発する 蟻に対して対抗できない人間の最終手段は原爆だった。
人間とその他の生物の差。例えば、ライオンの群れに囲まれ場合、人間一人ではおそらく対抗できない。他の生物も同じである。しかし、人間が武器をもっていれば、一瞬で瞬殺することもできよう。それが、人間と他の生物の差。
5キロのランニングコースを走っていると「タバコの吸い殻」「ゴミ」が落ちているのが見える。このごろは田植えの時期なので雑草が抜かれてよく見えるようになる。
これも人間と他の生物の差。人間以外の動物が、自然に帰らないものを捨てたりするとは考えにくい。捨てるとしても人間が作り出したものだろう。
路上喫煙禁止地域でたばこをする人間。コロナ過において電車で顎マスクで、酒を飲みながら、つまみを食う人間。マクドナルドで商品受け取り時にマスクなしに大きな声でありがとうという人間。銭湯でマスクなしで永遠と話し続ける若者。飲み屋で外で聞こえるくらいの大声でマスクなしで話し続ける人間。路上のみをする人間。
命掛けでコロナに立ち向かうのもまた人間だ。個人的に思うあえてコロナに感染するリスクを負う人間は、トリアージ(命の選別)に段階で切り捨てるべきだ。自業自得だ。
藤村和也
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