卓球のルール改正
卓球暦が、だいたい15年位になります。2000年シドニーオリンピックの時に再開してから、数度のルール改正がありました。まず、2001年4月にボールが38ミリから40ミリに大きくなり(この改正は、国際ルールでは、2000年9月1日改正)、2002年9月にサービス時のハンドハイド等の禁止、2007年9月1日に揮発性有機溶剤を含んだ接着剤等が禁止された(このルールは、国際試合では、2008年9月1日改正)。
ボール40ミリのなった当時は、再開して半年程度で、感覚も今ほど持っていなかったので、大きな変化は感じることはありませんでした。
サービス時のハンドハイド等の禁止は私にとっては有利な改正だったと思います。私が卓球を再開した当時、一番困ったのは、フォアハンドサービスの通常の回転と逆回転(右回転と左回転)を出す選手のレシーブでした。当時は、サービスのインパクトの瞬間を手で隠し、相手にサービスの種類等を分からなくすることが良いとされていました。このサービスのレシーブは大変でした。ちなみに、私が高校時代では上記サービスを出す人は少なくと知りませんでした。
揮発性有機溶剤を含んだ接着剤の禁止は、昨年7月突然、国内で9月1日からになりました。本来なら、国際大会同様今年の9月1日の予定でしたが、国内で上記接着剤で事故があったため繰り上げられたのでした。
揮発性有機溶剤を含んだ接着剤のうち、特に揮発性の有機溶剤の割合を多いものをスピードグルーと呼んでいました。このスピードグルーは、その名のとおりラバーに塗るとその揮発成分がラバーに染み込みラバーが膨張することによってラバーの弾性と摩擦力が向上し、さらには、強打したときにカキーんと高い金属音がなっていました。テレビ等で今国際試合を見るとカキーんと音がなっているのはこのスピードグルーの効果の1つです。
国内でスピードグルーが禁止された後、プレーにおいて、私はうまく対応できませんでした。スピードグルーに変わるものとして、ブースターが発売されましたが、当初、私は使いこなすことができませんでした。そのため、ため昨年の10月から今年の2月初頭までは、ブースターを使用することは避けていました。それでも何とかやっていました。2月初頭にブースター使用の人とやったときにスピードの余りの違いにブースターの使用を実験的に始めました。しかし、中々うまく使用することができませんでした。従来のスピードグルーのように一定の性能にならないし、打球感が変になったりしました(この点は、今でも難しいです。)
今年の3月中旬より、少しづつブースターの使用がうまくなりましたが、新品のラバーに対するブースター使用はできるようになりましたが、再度のブースター使用がいまだにうまくできません。現状では、新品のラバーにブースターを使用したばっかりのときは、うまくプレーできるが、再度のブースターの使用のときにはその時のラバーの状況によってプレーの内容がすごく変わります。これが、今の一番の卓球での悩みです。.
司法書士 藤村和也 http://www.kfsj.net
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